もより会のご案内
北播磨もより会を下記のように計画いたしました。
ぜひ、ご出席ください。
日時: 2019年12月1日(日) 11時~
場所: エーデルささゆり
レストラン・リンデン
(多可町八千代区中野間363-13)
TEL: 0795-37-1200
会費: 3000円
****************************************
読書会のご案内
次回の読書会は、12月1日のもより会終了後に、
時間に余裕があれば続けて行いたいと思います。
下記の図書については、これまでどおり、読んでも読まなくても、
気になさらずに参加してくだされば嬉しいです。
〇 仲村和代, 藤田さつき著
『大量廃棄社会 アパレルとコンビニの不都合な真実』 (光文社新書) 2019/4/16
「このままじゃだめだよな」「なんか変だな、おかしいな」暮らしの中で、
ふと思うことはありませんか?
たとえば、一回も袖を通すことなく、洋服を捨てる時。
イベントだからと買った恵方巻きやケーキを食べ切れなかった時。
新品の服が1年間に何億枚も廃棄されていることを知った時。
たくさん作って、たくさん買って、たくさん捨てる。
それが当たり前の時代だが、「無駄」のウラには必ず「無理」が隠れている。
NHKの元キャスター・国谷裕子氏と「SDGsプロジェクト」に取り組む
朝日新聞の2人の記者が、「大量廃棄社会」の実情と解決策を
徹底リポートします。」(「BOOK」データベースより)
8月21日、外出中に段差のある所で右足を出した途端に躓き、
前のめりに転んでしまいました。
骨折がどれほど痛いものか、よくわかっていなかったせいもあり、
びっこを引きながらもけっこう歩きました。
そして、大阪駅に着いた時に、買いたい雑誌があるので、
痛む右足を引きずって、近くの書店に入りました。
雑誌コーナーで『週刊現代』(2019年8/24・31号)の表紙に載っている記事タイトルが目に飛び込んできました。
「転んで死ぬことになった60代以上の人たち」
なんというタイトル。なんというタイミング!
骨折によって動けなくなり、急速に衰えていく人たちのことが載っていました。
ざっと立ち読みしてから高速バスに乗って帰りました。
夜になって右足首の腫れはひどくなり、痛みもかなりあります。
翌22日(木曜日)は近くの整形外科が休みだったので、
23日に受診すると、まさかの骨折。
初めてのギブス生活、2週間。
ギブスが取れてから、サポーターをつけて、近くの川岸の広場で
ゆっくり、ゆっくり、歩く練習をしました。
若い頃から歩くのが大好きで、歩く速度はかなり速い方だし、
足腰は大丈夫だと、うぬぼれていました。
ゆっくり歩いている若い人を見ると、
「若いのになにをのろのろ歩いているのよ」と心の中で呟きながら
後ろから追い抜いたりしていました。
駅でもエスカレーターは使わず、階段を選んで上り下りしていました。
ところが突然、普通に歩くことができなくなってしまったのです。
また、転んで骨折したらどうしようと、歩くことも怖くなってきました。
それでも、毎日、毎日、夕方になると川辺の広場を歩いていました。
歩いていると、なぜか、「月の沙漠を とぼとぼと 旅のらくだが ゆきました」と「月の沙漠」のメロディと歌詞が浮かんでくるのです。
「月の沙漠を とぼとぼと」、ほんとうに、とぼとぼと、よたよたと歩いている私。
でも、幻想的な曲「月の沙漠」に「とぼとぼと」なんて、歌詞があったかしら?
そう思いながらも浮かんでくるのは「月の沙漠を とぼとぼと」ばかり。
まあ、いいか、とぼとぼとしか歩けないんだし。
毎日、毎日、「月の沙漠を とぼとぼと 旅のらくだが ゆきました」と
口ずさみながら、歩く練習をしていました。
そうして、サポーターも取れた9月25日、骨折してからほぼ1ケ月です。
「月の沙漠」の歌詞をネットで調べてみようと思いたちました。
「月の沙漠を とぼとぼと」ではなく、「月の沙漠を はるばると」でした。
そうだった。「はるばると」だったんだ。
「とぼとぼと」と「はるばると」では、イメージがずいぶんと違います。
やっぱり「月の沙漠」には「はるばると」が似合います。
ところが、1番(月の沙漠を はるばると)、2番(金のくらには 銀のかめ)、3番(さきのくらには 王子さま)、4番(広い砂漠を ひとすじに)の末尾に「おぼろにけぶる 月の夜を 対のらくだは とぼとぼと」ありました。
「とぼとぼと」も4番の歌詞の中に入っていたのです。
以前から「月の砂漠」は大好きな歌曲でしたが、「とぼとぼと」が入っていたなんて・・・
26日には仕事のため、とぼとぼと歩きながら、エスカレーターに乗り、
電車にも乗り、なんとか高の原(奈良市)まで行って帰ってきました。